初めてのリール
最初に買うリールは、間違いなく投げ釣り用ではない普通のスピニングリールです。
道糸も付いて980円でも売ってますが、リールは精密機械だということ。1回の釣行でダメになる、または魚を釣り上げている時にダメになることもありますので、せめて5,000円位のところからスタートしよう。
リールの種類
- スピニングリール
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リール売り場に一番多くあるのがこのスピニングリール。
飛ばすことが目的の投げ釣り用などはスプール(巻き取り部分)径が大きく糸の放出時の抵抗を少なくするためテーパー状になってます。
ドラグ方式は、リアドラグ・フロントドラグ・レバーブレーキとあり、高級品ではレバーブレーキ式でなおかつフロントドラグも付いてるらしい。
- 両軸リール(ベイトリール)
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スピニングリールより巻き上げ力も強く、巻き取り方式もシンプルなので捩じれたような糸癖も付きにくい。
糸を放出する時はフリーになるわけでなく、軸部分も一緒に回るのでスピニングリールのように遠くに飛ばすことは無理。
全く飛ばすことが出来ないわけではなく、オモリの重さで飛ぶことは飛びますが、ドラグ調整と振り出す力加減(サミングなど)をしないと、バッククラッシュが待ってます。(道糸がぐしゃぐしゃになる)
- タイコリール(フライリール)
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海では落とし込みなど、川ではフライフィッシングなどで使われる。
他のリールにない大きな特徴は、竿を持つ手の指先で道色の出し引きが出来ること。糸巻き径が太いので糸癖が付きにくく、落とし込みなどの足元を攻めるのには使いやすいリールだ。
慣れれば探り釣りなども両軸リールより扱いやすい。
- スピンキャストリール
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ルアー釣りでなどで使う。
スピニングリールのスプール部分にカバーが付いていて巻き上げ構造も少し特殊です。
巻き上げ構造の関係で巻上げ力は他のリールより弱いだろう。
リールのサイズ
スピニングリールのサイズは4桁の番号になっています。メーカーによって番号付けが異なってますが、ダイワ&シマノで1000番~2000番が小型、2500番~3500番が中型、それ以上が大型サイズと思ってればいいと思います。
最初のリールとしては2号の道糸が150メートル巻ける2000番あたりが無難です。予算があれば替スプールを買って号数の違う道糸を巻いておくとか(ワゴン品では替スプールは無いでしょうけど)。
投げ釣りだと3000番あたりでないと太い糸が巻けないので少し大き目を購入しましょう。
リールにはどの太さの道糸がどれくらい巻くことが出来るかが記載されていますので、それを確認して購入しましょう。
ハンドルの位置
リールには右ハンドルと左ハンドルがあり、購入時はほとんどが右ハンドルになっている。
ハンドル位置はネジを回して左右どちらでも使えるようになってるので購入後に直せばいい。
釣りを始める時、どちらに竿を持つかを決めるわけですが、竿はアタリを取ったり合わせたり、道糸を操作したりと出来れば利き腕のほうがいいのだが、もう片方の手もリールを巻くだけではなく柄杓でコマセを撒いたりします。
このコマセ撒きは意外と難しく、利き腕じゃないと狙ったところにいかない人も多いだろう。
竿も柄杓も利き腕でないとうまく扱うことが出来ず、竿を持ち替えてコマセを撒いてる人がいるが、出来れば片手に竿を持ってもう片方で柄杓を持てたほうが時間ロスも無く、仕掛けを放り込んですぐにコマセをかぶせていけますから絶対に有利です。
慣れれば両手で素早く出来るようになるので練習しよう!