メバルのエビ撒き釣り
チヌと並んで波止の人気者のメバル。
どちらかと言えば、小磯や岩礁帯での釣り物のイメージですが、ケーソンやテトラ帯でも石積みや大き目の藻などがあれば十分にメバル釣りは楽しめる。
メバルの季節は、水温の低い季節。
他の釣り物が良くないことも重なってかメバル釣りに切り替える釣り師も少なくない。
メバルは夜に行動する魚。
だから暗闇でも良く見えるように大きな目をしてるのだろう(ほんまかぃ?)
メバル仕掛け
- 竿(ロッド)
- 磯竿 0.6~0.8号 5.3m
1号竿よりおもしろい! - ダイワ(DAIWA) 飛竜 06-53
- リール
- スピニングリール 2000番程度
- シマノ(SHIMANO) 16ナスキー C2000S
- 道糸
- ナイロン 1.5~2号
- ウキ
- 誘導ウキ仕掛け 小型棒ウキ B~3B
- ハリス
- フロロ1号 矢引き
ハリ上50cmほどにG2~G5の調整用オモリ - ハリ
- 活きエビ専用針 7~9号
- エサ
- ツケエサ:ブツエビ
マキエサ:ブツエビ
(シラサエビでもOK)
メバルは昼間でも釣れますが、暗くなってからのほうが活性が良くなるので夕まずめあとでも釣りが出来るようにケミホタル装着ウキのほうがいい。
釣り方
昼間は沈み根の影や穴に隠れているので、それをマキエサでおびき寄せなければならない。この時に多くは撒かないこと。
メバルは群れでいる魚、例えば5匹いてエビを5匹撒いて1匹づつにエサが行き届いたら作戦失敗。出来ればそのうちの3匹~4匹に食わせて、残りの1匹には食わせない。そうすると食えなかった一匹のメバルは、次に落ちてきたエビに真っ先に飛びつくようになる。全部のメバルがそんな状態になればコッチの勝ち!底にいてもどんどん浮いてくる。
メバルはチヌと同じく底を釣るのですが“べた底”はダメ。受け口の魚は上からのエサには反応するが下のエサには反応が鈍く、よく言われるのは【メバルを釣っててガシラは釣れるけどガシラを釣っててメバルは釣れない】。メバルの海中での姿勢は斜め上をむいて静止している。エサが落ちてくるのを待ってるわけだ。
メバル凪
海の穏やかな日をメバル凪と言う言葉があるように、そのような日はメバル釣りのチャンスだ!
メバルは警戒心が強く泳ぎか下手らしく、だから穏やかな海のほうが敵をじっくりと警戒できていいんだろう。海が荒れればそれが出来なくなり物陰に隠れてしまって出てこない。
それなりに成長すれば泳ぎも上手になり、警戒するコツもわかってきて、意外と荒れてる時でも行動してたり 。少し荒れてたほうが大物に巡り会えそうな気もするのだが
延べ竿仕掛け
- 竿(ロッド)
- 延べ竿(メバル用・渓流用) 5m前後
- 天上糸
- 渓流用・アユ用
※穂先ガラミ防止のため - 道糸
- 1.2号
- ウキ
- 感度のいい棒ウキ(へらウキなど)
- ハリス
- フロロ0.8号 40cm程
- オモリ
- ウキに合わす
- ハリ
- 活きエビ専用針 7~8号
- エサ
- ツケエサ:ブツエビ
マキエサ:ブツエビ
(シラサエビでもOK)
ウキ下2ヒロ程度で釣れる場所なら延べ竿で遊ぶのも面白い。
ウキを外して系流用目印を付ければ探り釣りも可能だ。