仕掛け・小物
釣りの仕掛けは、釣る魚によって異なってくるもの。
糸の先にハリを結んでオモリを付けてウキを付けて小物を付けてと
ハリのサイズ、糸の太さ、オモリの大きさ、オモリの位置、ウキの大きさ。また釣る場所によってもその場所にあった仕掛けが存在したりします。
ハリとオモリとハリス。
どんなサイズがいいのかわからないし、結ぶのも慣れていなければ大変だ!
そんな人には対処魚を絞った市販仕掛けがあるので、最初はそれを利用しよう。仕掛けだけでなくウキまでセットされてる優れものもあるので、竿とリールがあればすぐ釣りが出来る。
最初は仕掛けセットから始めるのがいいかもしれません。キス仕掛け、ハネ仕掛け、チヌ仕掛け、カワハギ仕掛け、メバル仕掛けなど、魚の名前が付いているので迷うこともない。サイズは店員さんに聞けばいい。
とりあえず釣りたい
店頭でチョイ投げセットを買いましょう!
ハリとハリス(モトスやエダス)は最初から結んであるセット物でオモリの予備が入ったのもある。チョイ投げですので立派な投げ竿じゃなくても大丈夫!根掛かりを考慮して数セットを購入しよう。
また、ファミリーフィッシングの王道、サビキ釣りも選択の一つだ!
思いっきり飛ばしたい
流線針の仕掛けセットと20~30号の天秤オモリ、竿は投げ竿を
リールは普通のスピニングリールでOKだが、テーパーライン(チカラ糸)といってオモリに近い部分が太くなってる道糸が必要です。
でないと投げる瞬間にぶち切れてオモリだけが飛んで行き危険です。
“釣り”を感じたい
“釣り”を感じたいならウキ釣りだろう。
最初は棒ウキのほうがアタリがわかりやすく“釣りをしてる”って気分にもなる。
棒ウキといってもいろんな種類があるで、最初は5B~1.5号あたりで
あとウキ釣りにガン玉は必須!号数ごとに売ってるが、ケースに入ったセット物が最初はお得だ!
五目釣りなら、チョイ投げがいいだろう。そんなに遠くに飛ばさなくてもキスやカレイも釣れるし、ガシラやハゼも釣れる。
エサもイシゴカイかアオイソメを少し買えば十分遊べる!
竿を置いて釣れるのを待つのもよし、投げてから少しずつリールを巻いての引き釣りを楽しむのもよし 。
この引き釣り
少しづつ巻いてる時、アタリはあれば“ブルッブルッ!”と手元に伝わり楽しいものです。
道糸(ライン)とハリス
釣り糸(穂先~ハリ)は大きく分けて、道糸部分とハリス部分に分かれる。リールを使う場合は、リールに巻かれてる部分をなぜか と呼ぶ。
素材(ナイロン・フロロカーボン・PE)
ナイロンは、比重が軽く吸水性があり伸びやすくしなやかさがある。
糸癖が取れやすくリールのラインに適してるとされて使われてきてたが、最近は沈ますことを目的としてフロロカーボンを使う人が増えてきてるらしいが、フロロカーボンはナイロンに比べ糸癖が付きやすく扱いにくい。
初心者はナイロンのほうが扱いやすく値段も安いのでいいだろう。
フロロカーボンはナイロンより比重があり沈下速度も速くなるのでハリスに使われ、ナイロンより根擦れに強いのが特徴。
あとPEラインってのがある。
「高強度」「クセがつきにくい」「アタリがダイレクト」などなど、いいところがいっぱいあるが価格が高い!
道糸は見えてもいい。ハリスは見えないほうがいい。
ラインは釣り師が見るもの、ハリスは魚が見るもの。だからラインは蛍光色を選ぼう!
仕掛け作りの時もライン操作の時も断然見えやすいほうが楽です。
釣り糸は消耗品
常に水につかってるハリス部分は、魚が釣れれば伸びが出るし、フグなどの小魚が齧って傷がつきやすい部分です。
時折は指で触ってチェックが必要。
傷があれば、“次の大物”に備えて交換してたほうがいい。チヌやグレ狙いの人は、釣れるたびに交換してる人もいる。
道糸(ライン)部分は釣りの最中に交換の必要は無いが、釣行の度に竿1本分ぐらいをカット、シーズンごとに交換とか、2シーズンに1回とかの自分のサイクルでメンテナンスを行おう。
ハリ
ハリは魚の種類(捕食の仕方や口のカタチ)やエサの種類に応じていろんなタイプが存在し、それぞれにサイズと色があり、どれがいいやら最初は難しいものです。
オモリ
波止で使うオモリは投げ釣りで使う飛ばすための天秤オモリとウキ釣りなどで使うハリスに打つガン玉オモリなどがある。
それぞれ消耗品ですので、最初の頃は“お徳用セット”のようなもので十分だろう。
ウキ
棒ウキに円錐ウキ、玉ウキにカゴウキなどなど、ハリと同じように魚種によって多種多様。ウキは釣り師のこだわりの部分。拘ってくれば自作する人も多く存在する。
棒ウキか? 円錐ウキか?
潮の流れや風の強さ、太陽の場所や足場の高さなどで使い分けることもありますが、波止釣りは棒ウキから始めるほうがいいだろう。
棒ウキはアタリがわかりやすく、棒ウキが“スッっ”と入るのが波止釣りの魅力です。
小物
仕掛けに使う小物類をあげればキリが無いので、とりあえず必要なものと便利なものです。
ウキスイベルとウキ止め糸
誘導ウキ仕掛けの必需品。
ウキ止め糸は最初はウキ止めゴムでもかまいませんが、ウキ止め糸のほうがカッコいい。
サルカン
ハリスと道糸を結束する部分。
直結でもいいが、サルカンには、道糸のヨレをハリスに伝わらせないことでエサに違和感を与えないという重要な役割がある。
そしてもうひとつの大事なこと。
仕掛けが切れる場所は糸の結び目がほとんど。サルカンを境に上にウキがあるでサルカンの下部の結び目より上部の結び目のほうを強くしていれば、切れたとき(解けた時)にウキが抜けるのを防いでくれる。
サルカンの上にカラマン棒や潮受けクッションを付けていれば、サルカンの上で切れてもウキを流してしまうことを防るのだ。
ウキは仕掛けの中でも高価なものですのでロストしたくないです。
ラインカッター
ハサミではなく毛抜きのような形のラインカッターのほうが私は使いやすい。
ハリハズシ
ハリを飲まれた時に使うもの。
釣りなれた人は、たとえハリを飲まれたとしても上手に外してしまう。
タオル
タオルは多めに持っていこう。
魚を触る時も最初は直接だとイヤな人もいるだろうし、魚によってはかなりヌルヌルとする。
また、持ち方が悪いとヒレやエラなどで手を切る時もあり、タオルなどで掴むのがいい。
ランプ類
夜釣りで忘れたら?
そう、釣りなんて出来ません。
夜の釣行は電気ウキや替えの電池など何度も荷物をチェックしよう。
アロンアルファ
結び目に自信が無い時に“この1滴!”が味方になります。
メジャー
大物を釣り上げたとき。
記念撮影をしたい時。